薩摩焼酎 黒伊佐錦
黒伊佐錦は焼酎のふるさとで造られたイモ焼酎です。

 広々とした大地、その大地をうるおす清らかな水が、ゆったりと流れ深い緑の中で清らかさを増し、白い水のカーテンとなって岩を滑り落ちます。


 うまい水の湧くところに名酒あり.。黒伊佐錦のふるさとは、うまい水で満ちあふれています。
 大口酒造では、自然が育んだ水を割り水に使って焼酎にあらたな命を吹き込みました。


黒伊佐錦は伝統の黒麹仕込みです。

 麹造りに伝統的な黒麹を使用し、華やかな香りと、コクのあるまろやかな口あたりの「黒麹仕込み 黒伊佐錦」。現在の黒ブームの先がけとなった商品です。


 黒麹を使用して、温度管理、作業工程が伊佐錦(白麹を使用)と比べて微妙に違っています。 以前は、ほとんどの焼酎が黒麹でしたが(泡盛は今も使用)前述の様に、麹の温度管理が難しく、また作業においても麹の胞子が作業場に飛び散り、作業に携わる人にとっては非常に難儀でした。


 そのころ登場したのが、白麹で温度管理がしやすく、作業性が良い、また刺激臭が少なく、更に収得歩合が良かったので、たちまち白麹が黒麹に代って今日にいたっています。


 しかしながら、黒麹特有のコク、甘味等の味が捨てがたく製造技術(特に温度管理)の発達によって、以前より安定した麹作りができるようになった事、また消費者の焼酎に対する嗜好の多様化によって今改めて黒麹の特性が見直されています。





焼酎のはなし 味も香りも深い時の流れに乗って --焼酎と健康--

 焼酎を飲むと二日酔いになりにくいとは、酒好きの間で古くから言い交わされるところで、適量をたしなむことによる酔い覚めの爽やかさは、一度でも焼酎を飲んだことのある方なら、しみじみと実感されると思います。アルコールが体内に入ることで新陳代謝を高め、精神的にもリラックスさせてくれ、鹿児島で言うことところの「だれやめ(晩酌)」が、'だれ=疲れ'を'やめ=とりはらう'のです。


 ところで、最近の研究では、本格焼酎には心筋梗塞や脳梗塞などの原因となる血栓を溶かす酵素を、体内で活性化させる効果があると言われています。さつまいも、米、清らかな水と、天然のものだけで造った焼酎を毎日適量たしなむことが、日々の安らぎと明日への活力を与えてくれることは間違いありません。




おいしい飲み方 世紀を超えて飲み継がれる芋焼酎 --お湯割りのおいしい飲み方--

 飲み方の基本は、6・4、5・5といったお湯割りです。

 あらかじめ暖めたグラスに好みの分量のお湯を注ぎ、そこに焼酎を静かに注ぎます。


 本格的に焼酎を楽しみたいという場合は、燗つけに黒ヂョカを使うといいでしょう。焼酎と好みの分量の割水を黒ヂョカに入れ、直火で燗をつけます。 温度は熱すぎずぬるすぎず、人肌が無難です。黒ヂョカは使い込むほどに独自の光沢を発し、お湯を注ぐだけで香ばしい焼酎の薫りが立ち上がるようになります。焼酎本来の妙味は古式ゆかしい作法になります。


※水割りの場合は焼酎を先に注ぎます。お湯割りの場合はお湯を先に注ぎます。

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おいしい焼酎で会いましょう。
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